お正月の伝統的な遊びについて
凧揚げの由来や意味について
平安時代には中国から伝わり、江戸時代には正月の遊びとして流行していたといいます。
本来は、遊びとしてだけでなく、子どもの誕生を祝ったり、健やかな成長を願ったりして揚げられました。子どもの願いを凧に乗せて天に届けるともいいます。
こま回しの由来や意味について
奈良時代に、中国から挑戦の高麗(こま)こと高句麗を経て日本に伝わってきたので「こま」と呼ばれたそうです。
一年の吉凶を占う宮中儀式から生まれ、江戸時代には庶民に広がり、さまざまな形のものが登場したといわれています。
福笑いの由来について
お多福の輪郭に、目や鼻を描いた絵を目隠しして置いて完成させる福笑いは、明治時代ごろに正月の遊びとして定着したようです。
羽根つきの由来について
室町時代には、公家のあいだで賭け事として行なわれていましたが、江戸時代には女の子の遊びになりました。
「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より